中日新聞 朝刊 日本薬剤師会・石井甲一
医師の指示なしに薬の服用を中断したりしてはいけません。
長く服用を続けていた薬を突然中断すると、薬の種類によって反跳現象 (はんちょうげんしょうリバウンド)や離脱症状(禁断症状)が現れたりすることがあります。
例えば、高血圧や狭心症、不整脈などでβ遮断薬という種類の薬を服用していた人が 急に服用を中断すると、それまで抑えられてた血圧や狭心症症状、不整脈症状などが 悪化することがあるのです。
服用をやめる場合は突然に中断するのではなく、数週間程度かけて 注意深く減量することになります。
他の降圧薬や精神安定薬なども同じです。
急にやめると2〜3日後から薬からの離脱に伴う症状が現れる恐れがあるのです。
やはり数週間かけて徐々に減量していく必要があります。
また、アトピーの治療などに使われる副腎皮質ステロイドホルモン剤でも急に使用を 中断すると強い倦怠感、吐き気、頭痛、血圧降下などの離脱症状が現れることがあります。
中止すべき時には、数ヶ月かけて医師の管理下で慎重に減量していきます。
そのほか、抗生物質や抗菌薬も、見かけ上の症状では治まったからといって、 医師の指示なしに薬の服用を中断しないでください。
細菌が生き残っている状態で薬を中止すると細菌が急増殖し、 病気がぶり返してしまいます。
(原文のまま)
ですから、服用を決めるときには充分考えてからをお勧めします
安易な使用は気をつけましょう
健康太極拳指導士
スタビライゼーション・インストラクター 土田晶子
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